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ワールド・ロジ/平成17年6月期決算短信(連結)

2005年08月21日/未分類

ワールド・ロジ(株)の平成17年6月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。経営成績業界自体の需要が比較的堅調であるため、同社グループは、コンサルティング事業と3PL事業及び、人材アウトソーシング事業などのアウトソーシング事業を融合した「ワンストップ・ソリューション」ビジネスの強化を図った。また、平成16年3月に買収した(株)日本アシスト他3社の人材アウトソーシング事業が連結業績に組み込まれた効果もあり、業容は拡大した。この結果、当連結会計年度の業績は、売上高16,445百万円、(前年度比53.6%増)、営業利益818百万円(136.0%増)、経常利益737百万円(114.5%増)、当期純利益387百万円(28.0%増)となった。事業の種類別セグメントの業績ロジスティクス・コンサルティングサービス事業新規開拓並びに継続的なコンサルティング業務により全般的に堅調に推移した。この結果、ロジスティクス・コンサルティングサービス事業の売上高は806,450千円(282.8%増)、営業利益は200,647千円(21.3%増)。3PL事業既存クライアントの取扱量が順調に推移したが、大手のオフィス通販事業者への取扱エリアの減少により、売上高6,582,790千円(15.2%減)、営業利益は557,456千円(16.5%増)となった。人材アウトソーシング事業平成16年3月に子会社である(株)NAホールディングスが買収した日本アシストほか3社の通期での業績反映と人材派遣業と有料職業紹介業の堅調な推移、及び軽作業請負への3PL事業からの業務移管などで、売上高は大幅に増加した。また、労務管理システムの販売も収益に貢献した。一方、買収後の業務統合に係る費用、4社から2社への合併費用等も計上した。その結果、売上高は4,368,443千円(358.9%増)、営業利益は289,802千円(318.6%増)。システム・コンサルティング事業子会社である(株)スーパーテックにて開発したWMSと貨物追跡システム(TNS)の販売が堅調に推移した。その結果、売上高は612,917千円(10.4%増)、営業利益400,401千円(33.4%増)となった。ビジネスサポート事業大手オフィス通販事業者の代理店事業並びにVMIサービスの一貫である資材調達事業が堅調に推移した。その結果、売上高2,625,229千円(198.8%増)、営業利益109,574千円(205.2%増)。その他事業建築事業、金融サービス業などが堅調に推移したことにより、売上高1,449,560千円(309.7%増)、営業利益207,682千円(7,081.3%増)。通期の見通し今後の経済の見通しは、国内では引き続き景気の回復が期待されるが、依然回復のペースは緩やか。また原油の高騰などによる不安要因もあり、予断を許さない状況にあると考えている。こうした中、ことし8月に買収した(株)南王の業績などが寄与することにより、納品代行サービス業などの新しいセグメントの売上が大幅に増加する見通し。ロジスティクス・コンサルティングサービス事業は、新規クライアント獲得等により堅調に推移することが予想される。また人材アウトソーシング事業におきましても引き続き順調な拡大が見込まれ、プロパティ事業の拡大やファンド事業の立上による業容拡大も見込まれる。この結果、次期の連結売上高は25,000百万円(52.0%増)、経常利益900百万円(22.1%増)と、増収増益を予想している。

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