GXSは本日、フィリピン税関(Bureau of Customs)がGXS RosettaNet ベースの通関ソリューションの導入を完了し、本稼動を開始したことを発表した。各種通関・船積書類の処理を自動化するこのシステムによって、ハイテク産業のメーカー各社ならびにそれぞれの輸送会社と通関業者は、セキュアな環境で電子輸出申告書類を税関の自動通関システムに送信することが可能になる。今回本稼動を開始したことで、フィリピンはGXS RosettaNetベースの高度な電子通関ソリューションを導入し完全に稼動させた世界初の国になる。従来、通関関連書類の準備、提出、承認はすべて手作業で行っていたため、大量のペーパーワークやデータの再入力など人的ミスが発生する恐れも高く、処理には長い時間を要し、サプライチェーンのボトルネックとなることも珍しくなかった。このような環境に対し、GXSの電子通関ソリューションはフィリピンの全輸出において70%を占める半導体・エレクトロニクス産業の通関サイクルタイムの大幅な短縮とトランザクション コストの大幅な削減を可能にするソリューションになる。GXSの高度なロジスティクス ソリューションによってビジネス プロセスの効率を大きく高めることで、グローバル マーケットにおけるフィリピンの競争力も飛躍的に高まることが期待される。今回本稼動を開始したRosetta Netベースの電子通関ソリューションの導入およびパイロット テストは2004年10月、Intel Technology Philippines社、PEZA(Philippines Economic Zone Authority: フィリピン経済区庁)、DHL Danzas社(テスト関連の輸送サービスを提供)の参加で行われた。GXS On-Demand B2B Services for RosettaNetは、eKonek社を通じてDHL Express社、DHL Danzas社、Exel Logistics社、Federal Express (Philippines)社の輸送サービス各社が導入し、すべてがフィリピン税関当局につながっている。問い合わせグローバル・エクスチェンジ・サービス・ジャパン株式会社マーケティング:笈田(おいだ)、鵜飼(うかい)Tel03-5574-7545Fax03-5574-7560Fuyumi.Oida@gxs.comhttp://www.gxs.com/jp/
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フィリピン関税局/GXS RosettaNet 電子通関ソリューション本稼動
2005年08月28日/未分類
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