郵船ロジスティクスグローバルマネジメント(YLGM)は2024年7月の設立以後、業務開始に向けて準備を進めてきたが、4月1日、YLGMが始動し、郵船ロジスティクスグループは新しい組織運営体制へ移行した。
<(前列左から)杉岡正寛CFO、原田浩起CEO、岡本宏行COO、(後列左から)ミハイル コリィヤヴェンコCCO、丸山徹CLCO、大関庸恭CHRO、林千佳夫CBO、クリストフ カシャCIO>
グローバル市場でさらなる成長を遂げ、世界で認められ選ばれ続けるサプライチェーン・ロジスティクス企業になることで、ビジネスと社会の持続的な発展に貢献していくとしている。
業務開始初日となった2025年4月1日、YLGM本社オフィスでオープニングセレモニーを開催した。原田CEOは、「2025年度は、YLGMの業務開始、次期中期経営計画の策定と郵船ロジスティクスグループにとって大変重要な年で、そのキーワードは『成長』。我々の強みは人であり、ネットワーク。世界中の仲間とネットワークを広げ、共に新しいことに挑戦し、グループのさらなる成長を目指そう」と従業員に向けてメッセージを贈った。
YLGMは東京に本社を構え、英語を公用語とし、マネジメントメンバーに国際的な人材を迎え始動した。ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)の概念に基づき、個性を尊重し、国籍や性別、年齢などにとらわれない意思決定を行うことで、日本郵船グループのCX Storyで掲げる「A Global Company Headquartered in Japan (本社は日本にあるが、多様なバックグラウンドを持った社員が意思決定に参画する組織)」を目指す。
今後、YLGMはグローバル経営の旗振り役として、郵船ロジスティクスグループ全体の戦略立案を通じて経営の高度化を図り、グローバル市場での成長を加速させていく。また、”TRANSFORM2025″の最終年度となる今年は、昨年度から検討を開始していた郵船ロジスティクスグループの次期中期経営計画の基礎となるBusiness Transformationを踏まえ、本格的に中期経営計画の策定準備を進めていくとしている。
■概要
名称:郵船ロジスティクスグローバルマネジメント
(英文)Yusen Logistics Global Management Co., Ltd.
所在地:東京都品川区東品川4-12-4 品川シーサイドパークタワー 8階
業務開始日:2025年4月1日
DHL/東南アジアでの陸上輸送の重要性をホワイトペーパーで解説