東京流通センター(TRC)は5月22日、TRC構内を拠点に「平和島自動運転協議会」を発足する。
<物流ビルA棟(左側)と物流ビルB棟(右側)を核としたTRC航空写真>
協議会では、自動運転に関する実証実験を随時TRC構内での実施とともに、自動運転車両開発企業同士の協調領域でのオープン・イノベーションを通じて、自動運転業界の発展や日本の物流業界が抱える課題解決を目指す。
<センタービル916区画に会員用コミュニケーションルームを開設予定>
会員は、TRC所有地の私道、センタービル916のコミュニケーションルーム、A棟2階のAE2-3区画、約8000坪あるA棟屋上やその他構内広場を無償で利用することが可能となる(一部事前申請要)。
自動運転開発企業であるチューリング、Applied Intuition、ソニー・ホンダモビリティの3社、また日本政策投資銀行(DBJ)が会員として参画、日本経済研究所(JERI)が事務局を担う。
TRCは施設運営を担い、品川駅から5km圏に位置しながらも15万m2の敷地規模があるTRC構内を提供する。主に自動運転開発企業が自動運転技術に関する実証実験やデータ取りを行う走行フィールドと、センタービル916区画を会員用コミュニケーションルームとして整備し提供する。
協議会におけるTRC構内の名称を「HeAD Light Field」と名付け、会員を募集している。
【PR】TRC/3月18~21日に物流ビルA棟で拠点相談会&内覧会