マキタは3月28日、タイに生産子会社を設立したと発表した。
今後需要の拡大が見込まれるアジアで第2の生産拠点をタイに設けることで、主として東南アジア諸国向けの生産リードタイムを短縮し、需要に柔軟かつ迅速に対応する生産体制をより一層強化する、としている。
なお、現在マキタグループの生産拠点は日本に2か所、中国に2か所、米国、英国、ルーマニア、ブラジル、ドイツにそれぞれ1か所、計9か所にある。このうちアジアでは、1995年に生産を開始した中国工場がマキタグループの生産体制の中核的な役割を果たしている。
■生産子会社概要
会社名:Makita Manufacturing(Thailand)Co.,Ltd.
マキタ・マニュファクチュアリング・タイCo.,Ltd.
資本金:8億バーツ(約22億円)
出資形態:マキタ100%出資
所在地:タイ王国チョンブリ県シラチャ市
設立:2011年3月24日
着工:2011年6月(予定)
生産開始:2012年7月(予定)
現地従業員数:約300名(予定)
業務内容:電動工具・園芸工具の生産(モータ等の部品加工から組立まで)
敷地面積:約10万6000㎡
建物面積:約3万㎡(予定)
生産計画:月産5万台(予定)