FDKは3月28日、山口県の山陽工場内に、フェライト開発・製造棟(以下:新工場)を建設すると発表した。
新工場は、フェライトのマザー工場と位置付け、新材料の開発から量産対応までを行なう。
FDKは、2002年に中国拠点に生産を移管し、研究および開発を国内で行ってきたが、開発から製造まで一貫した取り組みが重要と認識。フェライト製造に実績のある山陽工場に新工場を建設することにしたもの。
なお、中国の生産拠点は、一般フェライトとトランス等の製造を担当する。
■新工場概要
事業内容:フェライトコアとトランス製造
場所:山口県山陽小野田市本町5区
生産設備面積:2625㎡
着工予定:2011年8月1日
操業予定:2012年4月