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国交省/2010年航空輸送統計速報

2011年03月30日/調査・統計

国土交通省は3月29日、2010年航空輸送統計速報を発表した。

その内、国内定期航空輸送の貨物重量は、96万536トン、9億9290万トンキロで、対前年比それぞれ1.5%増、3.5%増だった。

幹線・ローカル線別では、トンペースが幹線で64万9980トン、対前年比7.5%増、ローカル線で31万556トン、対前年比8.9%減、トンキロベースが幹線で7億1151万トンキロ、対前年比9.4%増、ローカル線で2億8139万トンキロ、対前年比8.9%減だった。

貨物の上位路線では、上位10位まではランキングに大きな変化はなく、1位に羽田~新千歳、2位に羽田~福岡、3位に羽田~沖縄(那覇)といずれも、羽田発着便が上位を占める。この3路線は対前年対比でも、それぞれ1.8%増、3.5%増、15.1% 増と増加傾向。

5位となった関西~沖縄(那覇)は、前年の8位からアップし、対前年比でも82.9%増と大きく伸びている。

一方、国際航空輸送の貨物重量は、132万2916トン、66億5800万トンキロで、それぞれ13.5%増、9.8%増だった。

方面別貨物重量では、中国、韓国を除くアジアが最も多く、5億881万3411kgで、前年比でも26.6%増となっている。次いで、米大陸が2億9720万5445kg(21.2%増)、中国が2億7067万6036kg(0.2%減)となっている。

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