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三菱重工/アゼルバイジャン向けガス焚き発電設備を受注

2011年04月15日/物流施設

三菱重工業は4月14日、アゼルバイジャン共和国のシマル火力複合発電所2号機向け天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)の発電設備を受注したと発表した。

同国向けGTCCは1999年に受注したシマル1号機向けに続くもので、発電所建設プロジェクトの主契約者である東洋エンジニアリングに供給する。運転開始は2013年11月の予定。

GTCC発電設備はガスタービンにより発電を行い、その排熱を利用して蒸気タービンでも発電する方式。エネルギーの有効利用とCO2の排出削減が可能で、省エネルギーだけでなく、環境保全にも大きく貢献する。三菱重工業はこのうち、M701F形ガスタービン、蒸気タービンを製作・供給し、技術者の派遣も行う。発電機は三菱電機が担当する。

今回のシマル2号機の出力は40万kW。本契約は日本政府が2005年5月にアゼルバイジャン共和国政府と調印した円借款契約に基づき、首都バクー近郊に建設される大型の高効率発電所で、高い経済成長を続ける同国・首都圏域への電力供給を支えることとなる。

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