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東部ネットワーク/3月期の売上高2.2%増、営業利益7.8%増

2011年05月13日/決算

東部ネットワークが5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高99億9300万円(前年同期比2.2%増)、営業利益7億800万円(7.8%増)、経常利益7億5400万円(5.8%増)、当期利益4億4300万円(31.3%増)となった。

ロジスティクス・イノベーションによる3PL事業(物流の一括受注)で受託した東部北陸物流センター(富山県)が2011年3月に竣工し、同年4月に開業。北陸3県と長野県の物流ネットワークが充実したことから、北陸支店を開設した。

貨物運送事業の内、バルク輸送部門は、前年同期比7.9%増だった。

石油輸送は、自動車保有台数の減少や、中東の政情不安から原油価格が高騰し、輸送量は減少したが、新輸送システムによる業務提携効果により微減収となった。化成品輸送は、新興国向け出荷が堅調なうえ、国内企業の在庫調整が一巡し出荷量が増加し、大幅な増収となった。セメント輸送は首都圏のマンション販売が復調傾向で出荷量が増加したことに加え、大型公共工事輸送の誦地有で増収となった。

清涼飲料、びん・容器部門の売上高は0.1%減となった。

清涼飲料輸送は、昨年の猛暑効果がその後も続き、順調に輸送量は増加したが、大震災で生産工場等が被災した影響で出荷量が大幅に減少した事から通期で微減収となった。

びん・容器輸送は、長期間に亘り需要が低迷し、輸送量が減少したが、最近の焼酎や洋酒ブームが反映し、底打ち感がでてきたことで微増収となった。

来期の業績予想は、売上高105億6100万円(5.7%増)、営業利益7億3500万円(3.8%増)、経常利益7億6000万円(0.8%増)、当期利益4億6100万円(4.1%増)を見込んでいる。

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