三菱ふそうトラック・バス(以下:MFTBC)は5月19日、品質マネージメントシステムについての国際的な自動車産業セクター規格である「ISO/TS16949」の認証を2011年4月1日付けで取得したと発表した。
完成車生産プロセスとして同認証の取得は、国内自動車メーカーとして初となる。(MFTBC調べ)
「ISO/TS16949」は、「ISO 9001」をベースに自動車産業における自動車部品のグローバル調達基準を満たすために非常に厳しい要求事項を付加した品質マネージメントシステム規格。サプライチェーンにおける不具合予防、ばらつき及び無駄の低減に重点を置いて、それらを継続的に改善していくことのできるシステムを構築・運営するもの。
同認証の対象は、川崎工場/技術センター、中津工場、喜連川研究所、厚木部品センター、扇島ロジスティックセンターの全事業所(除く:地域販売部門)で、適用範囲はトラックの完成車組立て、並びにトラック、バスの商用車用エンジン、トランスミッションとアクスルの製造。