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昭和シェル石油/系列の全SSに太陽電池を設置

2011年06月09日/CSR

昭和シェル石油は6月9日、200か所を超える同社系列サービスステーション(以下:SS)に太陽電池を設置すると発表した。

<CIS薄膜太陽電池のSSへの設置事例>
20110609syowa - 昭和シェル石油/系列の全SSに太陽電池を設置

設置する太陽電池は100%同社の子会社であるソーラーフロンティアが生産するCIS薄膜太陽電池。昭和シェル石油を通じてSSに設置する総量は約1メガワット(1000キロワット=一般家庭約300戸分)になる。

東日本大震災発生以降、昭和シェル石油は系列SSに向けて、電力使用の抑制を要請し、節電の手引きを配布するなど、これまでも節電に取り組んできた。

電力の逼迫が予想されている今夏に向け、更に節電を強化するために東京電力、東北電力管内の当社所有SSの屋根へ太陽電池の設置を今月より行う。これにより、当該エリアの同社所有SS約400か所のうち、半数を超える200か所強に導入することで、節電活動をより強力に推進する。

1SSあたり約5KWの太陽電池を設置し、発電した電力をSSでの照明やエアコン等に使用することで、現在取組んでいる電力使用量昨年比15%の節電に加え、太陽電池が発電する日中においては昨年比約13%の電力使用量の削減が可能となる、としている。

なお、ソーラーフロンティア製のCIS薄膜太陽電池は、鉛やカドミウムなどを含まないことから、高い環境性能を持つ。また、従来の太陽電池に比べて製品の定格に対する実際の発電量が高いことが特長で、経済性が高く、SSでの節電効果を高めている。

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