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コベルコ建機/広島市に新工場着工

2011年06月09日/物流施設

コベルコ建機は6月3日、グローバルエンジニアリングセンター(以下:GEC)と新工場を着工した。

<全体パース図>
20110609kobe - コベルコ建機/広島市に新工場着工

五日市工場は、現有祇園工場の中型油圧ショベルと沼田工場の大型油圧ショベルの生産機能を集約させ、従来から取り組んでいる生産性向上活動に一層注力し、最高水準の生産性と競争力の実現を目指す。現従業員に加えて、5年間で約100人ほど新たに雇用を増加させる予定。

GECは、グループ横断的な組織機能で、グループ全体の開発・生産を最適化する司令塔機能としての役割を担い、GECと新工場は、2012年5月稼働の予定。

コベルコ建機グループは、リーマンショック以降、大型投資を凍結してきたが、グローバルに発展する事業に対応するための総仕上げとして、日本国内に最高水準の生産拠点を整備することにしたもの。「技術開発力」と「ものづくり力」の更なる強化、また、グループ全体でのサプライチェーンやマネジメント体制のグローバル対応強化を図っていく予定だ。

■GEC・五日市工場の概要
所在地:広島県広島市佐伯区五日市港2-2
事業内容:油圧ショベルの製造、開発拠点
土地面積:約10万㎡
建屋面積:約3.5万㎡
総投資額:198億円(投資済:83億円 追加投資:115億円)
建設工期:2012年1月末 竣工
操業開始:2012年5月(2013年3月末移転完了)
施設構成:開発センター、先行技術センター、総合研修センター、工場事務所、組立棟、製缶棟、出荷棟
生産機種:7~95トンクラスの油圧ショベル
生産能力:8500台/年

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