フーズレックは6月14日、食品メーカー向けに工場から納品先に届くまでの商品の所在を追跡するトレーサビリティから賞味期限などの鮮度管理までの食品物流情報開示サービスを本格開始したと発表した。
<商品がどの物流過程にあるか追跡(トレース)できる>
同社はさまざまな物流ルートを経由する商品の所在、数量、ロット番号、荷姿、賞味期限などの情報を収集・管理し、提供する食品物流情報開示サービスを開発した。
顧客は同社のWebサイトから専用システムにアクセスし、どこにどのロットの商品がどれくらいあるのかをワンストップで把握できるだけでなく、賞味期限切れなどの警告機能や物流センターの稼働状況把握機能も装備している。
開発は、独自BIツール「DataNature」を持つソフトウェア会社である(エヌジェーケーと連携。物流過程のデータから見たい情報を同社特許のボタンインターフェイス技術で簡単に取り出せる。提供形態は、必要な機能をインターネット経由で利用するSaaSなので、顧客は早くかつ低コストで導入可能となっている。
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