UPSジャパンは7月19日、米国の子どもたちが東日本大震災被災地の子どもたちに向けて制作した壁画の無償輸送を行ったと発表した。
＜南カリフォルニアでの壁画作成風景＞
これは、「アートマイル壁画プロジェクト」（本部：米国）に参加したカリフォルニア州およびコロラド州の子どもたちにより、被災地への応援メッセージを込めて制作された大型絵画の壁画（1.5m×3.6m）20点。これらの壁画は、日本の非営利団体ジャパンアートマイル（以下、JAM）を通じて仙台市の小中学校で8月に展示される。
「アートマイル壁画プロジェクト」では、壁画の制作と展示を通じ、世界の協調と平和を訴える活動を展開している。米国から被災地への想いを伝えるとともに、芸術の力により人々の心の傷を癒やしたいという思いから、今回のプロジェクトは実現したもの。
UPSは、2010年12月から2011年1月にかけても同活動に対して輸送サポートを行っており、米国をはじめ世界8か国へ、日本の子どもたちの壁画を届けている。
