マルハニチロホールディングスは8月1日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、保管物流事業で売上高2.1%増と発表した。
同社は顧客の物流コスト削減による在庫圧縮の傾向が続くなか、水産物をはじめ畜産品や冷凍食品の集荷営業活動を行ったことで、入庫数量は前年同期より増加し、出庫数量が入庫数量に比べて少なかったため、当四半期末の保管在庫数量は前年同期末より増加した。
輸配送事業や通関事業などの周辺事業もほぼ順調に推移し、保管物流セグメントの売上高は36億3700万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益は2億9300万円(前年同期比40.2%増)となった。