ダイフクは8月11日、JA熊本市の柑橘選果場に温州ミカンを1日あたり260t(約250万個)、年間では2万2000t(約2億2000万個)処理する日本最大級の選果システムを納入したと発表した。
同選果場は2010年3月から大規模改修工事に着手し、同年9月に稼働を開始。
ミカンの外部品質・内部品質をセンサーで測定し、その結果に基づき等階級別に選別する選果機(28ライン)をはじめ、出荷箱を等階級別に仕分ける高速自動仕分け装置、製品を保管するパレット自動倉庫とケース自動倉庫などを組み合わせ、出荷品質の向上と選果作業の省力化を図った。