ジョーンズラングラサールは8月23日、2011年第2四半期不動産調査レポートを発表した。
それによると、東京の物流市場については、東京ベイエリアに所在する大型物流施設の平均賃料は、月額坪当たり5783円となり、前期比1.4%の下落、前年同期比4.0%の下落となった。
下落率は7四半期連続で、1%程度にとどまり、小幅下落で推移している。
また、震災に伴って一部の地域で発生した液状化現象は、在庫品、自動倉庫に損害を与え、短期契約需要の急増へとつながったものの、マーケット全体でみるとその影響は軽微なものにとどまっている――としている。