大日本印刷(DNP)は8月29日、かざすことなく読み取り可能なハンズフリーのUHF帯ICタグカードを開発したと発表した。
UHF帯ICタグは、LF(長波)帯やHF(短波)帯などの他の方式のICタグと比べて通信距離が長く、人や車両の入退場管理などのさまざまな場面で利用されている。今回開発したUHF帯ICタグカードは、ポケットに入れたままの状態でも通信環境を良好に保つことができるため、ハンズフリーで利用できるなど、利便性が大幅に向上した。
価格はロット5000枚で、1枚あたり500円(税抜き)で、個別に見積もり。
■製品の概要
UHF帯周波数:950MHz
通信距離:1.0~3.0m (ポケットに入れておくなど、カードを携帯する方法により通信距離が変動)