デンソーは9月6日、新たに「運転特性診断機能」や「交差点走行診断機能」など、安全で環境に配慮した運転実現のためのさまざまな機能を追加したデンソードライビングパートナー(DDD-100)を発売したと発表した。
<ドライビングパートナーの概要>
新モデルは、ドライバーの運転のクセを診断し、それに沿った改善ポイントを製品のディスプレイ上にアイコンにより表示するとともに、音声でアドバイスするという機能を搭載。
製品のディスプレイには、ドライバーの安全運転の度合いによってポイントが加点/減点されていく総合スコアが表示されており、より安全な運転の実現への一助となるだけでなく、各ドライバーの安全運転に対する意識の向上を図ることができる。
また、車載機に搭載されている地図データの活用により、製品自体が交差点を認識できるようになり、交差点に差し掛かったとき早めにウィンカーを点灯しているか、交差点内は徐行しているか、などの「交差点走行診断」が可能となった。
さらに、発進時に緩やかに加速しているか、定常走行時のアクセルがばたついていないか診断する「エコアクセル診断」、減速時に早めにアクセルオフして(アクセルを戻して)いるか診断する「エコ減速診断」が追加されている。
なお、ドライビングパートナーとは、速度・時間・距離を含むさまざまな運転情報を一定時間記録するデジタルタコグラフと、危険運転や事故が発生した場合、その前後20秒間の映像と音声を記録できるドライブレコーダーが一体化した車両の運行管理用の製品。
速度オーバー、エンジン回転オーバー、急ハンドル時に即時警告を発し、ドライバーに安全運転を促す機能を備えている。2010年5月から販売している。
■仕様
電源電圧:DC10~32V
消費電流:車載機単体 0.5A(24V時)
本体寸法:縦178mm×横178mm×高さ50mm
本体重量:1kg
メーカー希望小売価格:オープン価格