郵船ロジスティクスは12月12日、温室効果ガス(GHG)の排出量削減目標(Scope1、2、3)について、SBTi(Science Based Targets initiative)から認定を取得したと発表した。
SBTiは、2015年に採択されたパリ協定に沿って、企業や団体などが定めるGHG排出量削減目標を科学的な根拠に基づいて評価する国際機関。郵船ロジスティクスはグループの環境目標として掲げる「2050年度までに全サービスのネット・ゼロエミッション化」に向けて目標を設定し、認定された。
具体的には、Scope1、2では、2030年度までにGHG排出量を2022年度比45%削減する。またScope3(カテゴリ4)では、2033年度までにGHG排出量を2023年度比61.07%削減する。
これまで郵船ロジスティクスは、EVトラックの導入や代替燃料の活用、ロジスティクスセンターにおけるLED照明・ソーラーパネルの設置、環境価値を割り当てる「Alternative Fuel」の提供など、さまざまな取り組みを進めてきた。その着実な取り組みと計画の実行性が評価された。
NXHD/Scope3削減テーマのフォーラムを開催し約140人が参加
