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日野自動車/500億円投じ、古河工場着工

2011年10月17日/生産

日野自動車は10月17日、茨城県古河市名崎工場団地の新工場(古河工場)を着工した。

新工場は、来春に海外組立て用部品の梱包工場(KD工場)の稼動を開始し、今後、ユニットやコア部品と位置づける基幹部品の生産、2020年までには大中型トラックの組立てを日野工場から新工場へ移管し生産を開始する計画。

日野が海外中心に販売台数を伸ばし成長していくための、生産供給体制の基盤となるもので、日本のモノづくり技術を世界中の日野の工場に発信するマザー工場として重要な役割も担うことになる。

新工場での生産供給体制構築の一方、海外でも地域適格車の生産増や周辺部品の生産・供給に対応するため、生産体制を強化する。

タイやインドネシアで地域の中核的な生産拠点の構築を進め、よりグローバルな生産体制の最適化を実現していく。

■新工場の概要
工場名:古河工場
所在地:茨城県古河市名崎1番地
敷地面積:約66万㎡(KD工場建屋は約2万6000㎡)
操業開始予定:2012年春(KD工場)
以後、順次拡大し2020年までに全面稼動予定
生産品目(予定):大型・中型トラック、ユニット部品、KD部品
総投資額:500億円程度を予定(うちKD工場は約30億円)

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