LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





センコー/4~9月の売上高7%増、営業利益37.7%増

2011年10月27日/未分類

センコーが10月27日に発表した2012年3月期第2四半期決算は、売上高1268億3700万円(前年同期比7.0%増)、営業利益38億100万円(37.7%増)、経常利益36億5500万円(29.6%増)、当期利益16億4500万円(24.5%増)となった。

震災直後には物量が落ち込んだものの、復旧に伴って物量は回復
。しかし、復興需要の発生時期が見通せないことや、円高による生産活動の低下などにより、物量減少も見込まれる厳しい状況が続いている。

同社グループは震災復旧・復興対応の支援を経営の最重点課題と位置付けるとともに、昨年度にスタートさせた「MovingGlobal」をコーポレートスローガンとする、中期経営3か年計画の2年目の年として、国内外で積極的な経営を進めている。

7月に米国ケンタッキー州に「ケンタッキー物流センター」を開設し、同国の大手小売会社の資材の保管・配送のほか、日系企業の物流業務を開始した。8月には大手GMS(総合スーパー)の物流業務を行う同社最大の物流センター、「野田第1PDセンター」を千葉県野田市に開設した。

また、9月に商事・貿易事業の強化の一環として包装資材・食品・酒類・生活雑貨の流通商社である「(株)スマイル」を子会社として同社グループに迎えた。

物流事業では、住宅物流事業において仮設住宅などの震災復旧需要、流通ロジスティクス事業においては、復旧に関わる住関連商品や節電関連商品や暑さ軽減商品などの既存物量の増加、さらには新規顧客の積極的な開拓による売上拡大などがあり、事業収入は1104億7000万円と対前年同期比6.3%の増収となった。

2012年3月期の通期業績予想は、売上高2700億円(12.0%増)、営業利益81億5000万円(33.6%増)、経常利益80億円(25.5%増)、当期利益37億5000万円(65.8%増)を見込んでいる。

なお、1株当たり年間2円(中間1円、期末1円)の創立65周年記念配当を実施する。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース