マルハニチロホールディングスが10月31日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、保管物流事業が大きな伸びを見せた。
顧客の物流コスト削減による在庫圧縮の傾向が続くなか、水産物をはじめ畜産品や冷凍食品の集荷に注力した営業活動を行った。
その内、冷蔵保管事業は、大型センターを中心に予定通り集荷が進んだこともあり、前年より高い水準の在庫数量で推移した。
その結果、輸配送事業や通関事業などの周辺事業もほぼ順調に推移し、保管物流セグメントの売上高は73億2600万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益は6億2000万円(84.0%増)となった。