経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、9月の原油輸入量は1718万kl、前年同月比4.5%増と7か月ぶりに前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(576万kl、前年同月比23.2%増)、アラブ首長国連邦(401万kl、18.8%増)、クウェート(152万kl、59.2%増)、カタール(148万kl、9.3%増)、イラン(140万kl、20.4%減)、となっている。
今月の中東依存度は89.0%、前年同月に比べ6.0ポイント増と前年を上回った。
燃料油の在庫は1323万kl、前年同月比15.9%増と4か月連続して前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、灯油、軽油とB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油とA重油は前年同月を下回った。
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