栗林商船が11月10日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高205億3400万円(前年同期比6.2%減)、営業利益2700万円(94.0%減)、経常利益3100万円(91.5%減)、当期損失2億6500万円(-)となった。
海運事業は、東日本大震災による仙台地区の収益の大きな落ち込みはあったが、当初予想を大きく上回る回復となった。
さらに航路の変更等効率的な運航に努めた結果、燃料油価格の上昇に伴う輸送コスト増はあったものの、売上高は12億4600万円減(6.0%減)の193億6300万円となり、営業費用は194億2200万円(4.1%減)となったことから、営業損失5900万円となった。
通期は、売上高400億円(5.1%減)、営業利益4億円(63.7%減)、経常利益3億円(67.0%減)、当期利益1億円を見込んでいる。