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ブリヂストン/路面状態判定技術を冬の道路管理に応用

2011年11月30日/IT・機器

ブリヂストンは、路面状態判定技術の実用化に向けた取り組みを開始した。

同社のタイヤによる路面状態判定技術は、降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することが可能で、刻々と変わる路面状態に応じたタイヤトレッドの振動の特徴を車載解析装置によって数値化し、現在走っている路面の状態を7つの区分(乾燥、半湿、湿潤、シャーベット、積雪、圧雪、凍結)に判定する。

今回の取り組みは、冬の道路管理業務の効率化が目的。降雪地域の高速道路の路面状態を定期的に点検・管理する雪氷巡回車へ路面状態判定装置を搭載し、夜間など視界の悪い状況でも、走行しながら路面状態を的確に把握することを可能とした。

路面情報を道路管理事務所がリアルタイムに共有することで、更に効率的かつ効果的な雪氷対策作業を可能とし、今まで以上に正確な冬の道路管理が期待できるとしている。

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