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商船三井/4~12月の売上高9.0%減、当期損失251億円

2012年01月31日/決算

商船三井が1月31日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆736億7100万円(前年同期比9.0%減)、営業損失183億7500万円(前年同期は1083億900万円の営業利益)、経常損失186億6900万円(前年同期は1056億2500万円の経常利益)、当期損失251億4100万円(前年同期は560億8300万円の当期利益)となった。

海運市況のドライバルク船市況については、ケープサイズは、昨年初頭から荷動きが落ち込み、さらに、新造船の供給圧力を背景として低調に推移したが、10月中旬にUS$3万台まで回復した後、概ね底堅く推移した。

油送船市況は、原油船(VLCC)と石油製品船は、新造船の供給圧力等を背景に低迷し続け、北半球の冬季需要の高まりにより改善はみられたものの、上値は重く推移した。

コンテナ船については、東西航路を中心に荷動きが想定より伸び悩んだことに加え、タイ洪水被害により同国発着荷動きが落ち込んだことや船舶燃料油価格の上昇等もあり、損益は大きく圧迫され、セグメント損失が226億円だった。

通期は、売上高1兆4300億円(7.4%減)、営業損失250億円(-)、経常損失270億円(-)、当期損失290億円(-)の見通し。

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