経済産業省が1月31日に発表した12月分の石油統計速報によると、12月の原油輸入量は1908万kl、前年同月比5.4%減と2か月連続して前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(536万kl、前年同月比8.0%減)、アラブ首長国連邦(438万kl、2.9%増)、カタール(224万kl、0.0%増)、イラン(164万kl、5.8%減)、クウェート(147万kl、5.8%減)、となっている。
今月の中東依存度は83.1%、前年同月に比べ1.6ポイント減と前年を下回った。
燃料油の在庫は1126万kl、前年同月比0.8%増と7か月連続して前年を上回った。油種別にみると、灯油、軽油とB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油とA重油は前年同月を下回った。