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阪急阪神エクスプレス/1月の航空輸出の取扱重量2.5%減

2012年02月03日/調査・統計

阪急阪神エクスプレスが2月3日に発表した1月の航空輸出入取扱い実績によると、航空輸出の取扱重量は4586トン(前年同月比2.5%減)、航空輸入の取扱い件数は1万4842件(12.9%減)だった。

航空輸出は14か月連続の前年割れとなり、今年度単月では初めて5000トンを下回った。

TC-1向は、自動車部品関連や液晶関連の荷動きが堅調で、重量ベースで2か月振りに前年実績を上回った。

TC-2向は全体的に低調に推移し、対前年同月比で4割近い大幅減となった。

TC-3向は、全体で前年を上回る重量実績となった。タイ向は、洪水からの復旧需要が自動車部品関連を中心に持続し、対前年同月比で6割を超える増加。一方、香港や台湾向は、春節が前年より早かったことが影響し、前年実績を下回った。

航空輸入は、12か月連続の前年割れで、単月で1万5000件を下回ったのは、リーマンショックの影響で低調だった2009年5月以来、2年8か月振りとなった。

品目別では、アパレル関連が前年同月比で約3割減、前々年同月比ではほぼ半減と落ち込みが顕著となっている。

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