ニチレイが2月7日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、低温物流事業の売上高は1140億2900万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は62億1600万円(3.9%減)だった。
震災の影響により東北地区での取扱物量が減少したものの、その他の地域において物流ネットワーク事業及び地域保管事業の売上げが堅調に推移し、欧州地域における主力商材の在庫量増加と運送需要の着実な取込みなどにより増収となった。
地域保管事業における新設物流センターの減価償却費負担、震災の影響による一時的なコストの増加などにより減益となった。