双日マシナリーとアドバンスト・キャパシタ・テクノロジー(ACT)、産機の3社は2月8日、天井クレーン用ハイブリッド電源システムを開発し、販売を開始したと発表した。
<リチウムイオン・キャパシタ搭載のハイブリッドクレーン>
本システムは、蓄電池と交流電源とのハイブリットシステム。主に工場などで用いられる天井クレーンの巻き下げ時に発生する回生エネルギーを、ACT製の蓄電モジュールに蓄積し、クレーンの走行・横行に利用する。
従来、熱として空中に放出されていたエネルギーを回収・再利用する事により、クレーンの消費電力を約3割削減することが可能となり、電気代削減によるコスト削減と節電効果によるCO2削減に寄与する。
開発コストは15トンクレーンの場合で約1000万円。販売台数は、2012年度5台、2013年度15台、2014年度30台を目指している。
問い合わせ
双日マシナリー
TEL:03-5204-5621
産機
TEL:0852-21-3047
アドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ
TEL:042-542-2901