名古屋鉄道が2月8日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、運送事業全体の売上高は1017億7800万円(前年同期比1.0%減)となり、燃料費や減価償却費などの増加もあり、営業利益は40億4900万円(28.1%減)となった。
トラック事業は、名鉄運輸を中心としたトラックグループ全体でのネットワーク強化を推進するため、主に四国エリアにおいて事業の再編を行った。しかしながら、震災の被害を受けた子会社の収入が前年同期比で大きく落ち込んでいるほか、貨物輸送運賃の下落等もあり、全体では減収となった。