国土交通省は3月6日、日本、韓国、オーストラリア等アジア太平洋地域18か国が、昨年9月から11月までの3か月間共同で、入港する外国船の構造安全に焦点を当てた集中検査(ポート・ステート・コントロール)を7534隻に実施したと発表した。
この集中検査で発見された欠陥の36.6%、1072件で、貨物船の転覆・沈没の原因となる貨物倉ハッチカバーの構造欠陥など開口部保護の不備が是正された。
今回のポート・ステート・コントロールによる集中検査は、船舶の転覆・沈没事故の未然防止に貢献するものとなった、としている。