日本政策投資銀行は4月5日、鈴与に対し、東海地域で初めて新DBJ防災格付を適用し、最高ランクとなる「防災への取り組みが特に優れている」の格付を付与するとともに、震災時に利用可能な融資予約を締結したと発表した。
今回の評価では、鈴与を中核としたグループ全体の防災及び事業継続に関する体制を構築と本社と主要事業所の耐震免震対策や重要施設の地理的分散が図られる等、事業継続の基盤となるハード面での抗堪性を実装している面を評価した。
さらに、同社グループの総合力を活かすため統合的な指揮命令系統の整備と事業継続計画を有し、現場への浸透と有事の実効性を強く意識した教育や各種演習が継続的になされている点等も高く評価した。
