日本貨物鉄道が4月18日に発表した3月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は192万9000トン(前年同月比39.1%増)、車扱は100万6000トン(10.9%増)となった。
コンテナ貨物は、昨年の震災の影響により全国的に生産活動が制限されたことから、今年はすべての品目が前年を上回り、全体では前年比39.1%増となった。
車扱貨物は、セメント・石灰石等が前年を下回ったものの、石油等が前年を大きく上回り、全体で10.9%増となった。
函館線で旅客列車の脱線事故により、月全体では高速貨57本が運休。
東日本大震災の津波により被災した仙台臨海鉄道仙台港駅が、3月19日にコンテナ取扱いを再開した。