ヤマトシステム開発は4月20日、消耗品コストダウン流通プラットフォームの提供を開始する。
<サービスの流れ>
飲食店やスーパーに対して、資材・消耗品(食品トレイ・ラップ・シールなど)の適正価格を診断し、システム(ICT)・物流(LT)・決済(FT)といったヤマトグループの経営資源を組み合わせた消耗品の一括配送・請求一元化・資材の受発注システムをトータルに提供するもの。
消耗品コストを大幅に削減させるとともに、配送・事務・経理事務等の手間を軽減する。
新プラットフォームの提供により、材料コストや人件費の削減だけでは実現できなかった利益率の向上に寄与する。
たとえば、年商比で0.4%程度(消耗品の平均調達コストは売り上げの約4%×10%)のコスト削減を実現する。ある中小スーパー(年商170億円規模)では、このプラットフォームの導入で、消耗品の調達コストを16%削減した。(年商の4%の消耗品×16%削減=年商比0.64%のコスト削減)。
対象市場は、年商50億円から200億円規模の「多店舗展開企業」に有効なサービスで、FC展開している外食関連や宅配企業に向けても営業展開し、2012年度で50社の受注を目指す。
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