日本郵船は4月24日、今年度からコンテナ船で実施している最適経済運航のための「IBIS(Innovative Bunker & Idle-time Saving)プロジェクト」のロゴマークを決定したと発表した。
<IBISロゴマーク>
IBISプロジェクトは、気象・海象予測、海流データや各船の運航状態(速度、エンジン回転数など)、航海計画などの情報を陸上と本船間でリアルタイムに共有し、最適経済運航を実現する。
インフラの整備やワークフローの構築も推進しており、その中で新たに開発されたのが独自のポータルサイト“NYK IBIS Portal”。船長、運航担当者、船舶代理店などの関係者がにリアルタイムに情報を更新・共有することで、航海に関するさまざまな情報が集約され、迅速に意思決定することが可能になる。サイトの活用は5月からコンテナ船全船で順次始まる。
ロゴはプロジェクト名にもなっているIbis(コウノトリ)が青い地球を運んでいる様子から、燃料や二酸化炭素(CO2)を削減することによって青い地球を守ろうという思いを込めてデザインしたもの。