日野自動車は5月31日、自動車リサイクル法に基づき、2011年度（2011年４月～2012年3月）の使用済自動車の再資源化等の実績を公表した。
2011年度の再資源化等の実績は、ASR 6366台（引取り量：2476.3トン）、エアバッグ類1427台（引取り個数：2747個）、フロン類2567台（引取り量：1298.1kg）となった。
ASRの再資源化率は2010年度の87％から94％に大幅に向上し、2015年度法定基準70％を前倒しで達成した。また、エアバッグ類の再資源化率は94％で、法定基準85％を上回る水準となった。フロン類についても引取った1298.1kgの適正な破壊処理を行った。
なお、特定3品目の再資源化等に要した費用の総額は1億1368万円で、資金管理法人から払渡しを受けた顧客からの預託金の総額9363万円を2005万1000円上回った。
