出光興産は7月9日、台塑石化（FPCC）と水添石油樹脂の製造・販売を目的とした合弁会社を設立することに向けて基本合意したと発表した。
出光興産では、1994年から徳山工場（製造規模：1万t／年）で独自技術を用いて製造を行っているが、新興国での需要伸長に応じて、水添石油樹脂の事業拡大が期待されることから、製造・販売を強化する目的から今回の合弁企業設立に至った。
■合弁会社概要（予定）
出資比率：出光興産50％、FPCC50％
生産規模：4万t／年
設置場所：台湾雲林県麦寮 FPCC麦寮工場敷地内
完工予定：2014年度
