東レは7月24日、中国四川省成都市に東麗塑料(成都)を設立したと発表した。
10億円を投じて、年間1万1000トンの能力を持った樹脂コンパウンド設備を導入し、2013年10月の稼動開始を目指す。
新会社設立により、自動車・家電等の生産拠点として成長しつつある中国西部地区での樹脂コンパウンド事業の拡大を図る。
将来には炭素繊維を使ったコンパウンドやLCPなどの特殊な樹脂も投入していく計画。
東麗塑料(成都)概要
設立:2012年7月12日
所在地:四川省成都市新津県新材料産業効能区
資本金:7000万元(約9億円)
出資比率東麗塑料(中国)90%、東麗(中国)投資10%
代表者:董事長山脇良庸
事業内容:樹脂コンパウンドの製造・販売
生産能力:1.1万トン/年
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