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東レエンジD/AI技術を用い業務自動化や効率化をワンストップ

2022年09月05日/IT・機器

東レエンジニアリングDソリューションズ(東レエンジD)は9月より、AI技術により出荷から配送までを効率化する物流管理システム「TONOPSロジスティックス」の販売を開始した。

この製品は、AI技術により業務を自動化できる点に加えて、効率的な出荷作業手順の提示および誤出荷防止に向けた確認、ならびに効率的な配送ルートの編成まで物流に関連する業務をワンストップで行うことができる点が特長。

「TONOPSロジスティックス」では、物流の各工程を最適化する機能を一つのシステムとしてまとめることで、工程間の情報連携を可能とした。また、個別機能においても、出荷物管理では、AIの画像処理技術により、あらゆる形状の品物の品名および数量を外観のみで短時間にチェックを行うことが出来る。

加えて倉庫内での出荷作業および配送時の走行ルートの編成においても、AI技術を活用して効率的な手順・ルートを自動で作成する。特に配送ルート作成では、時間や順番といった基本的な条件に加えて、使用可能な車輛のサイズ、到着時間の範囲、ドライバーの勤務時間の制約などの条件を追加でき、これらを考慮したうえで最適な配送ルートを短時間で編成することが可能だ。

今回の「TONOPSロジスティックス」は「TONOPSスケジューラ」や「TONOPS生産管理」とも連携させることができるため、生産計画から生産工程・品質管理に加えて製品の出荷・配送といった物流の効率化までのトータルソリューションが可能となる。

■概要
商品名:「TONOPSロジスティックス」
製品特長 :
物流のワンストップでの最適化・効率化が可能。
AI画像認識による効率的な誤出荷防止機能
  ルート最適化技術によるユーザーの個別の条件を考慮した、高精度な配送ルートの提案機能
展開用途:自社物流を行う製造業・小売業から外食産業向け
販売目標 :2023年度 3億円
      2025年度 5億円

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