経済産業省が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、6月の原油輸入量は1540万kl、前年同月比6.0％増と5か月連続で前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア（470万kl、前年同月比7.1％増）、アラブ首長国連邦（310万kl、27.3％減）、カタール（168万kl、8.7％増）、クウェート（100万kl、16.1％増）、イラン（99万kl、6.8％増）、となっている。
今月の中東依存度は84.2％、前年同月に比べ1.9ポイント減と7か月連続で前年を下回った。
燃料油の在庫は1127万kl、前年同月比2.1％減と5か月連続前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油とB・C重油は前年同月を上回ったが、灯油、軽油およびA重油は前年同月を下回った。
