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GLP/物流施設で米国建物環境認証制度の予備認証を取得

2012年09月10日/物流施設

GLプロパティーズは9月10日、8月29日に国内の物流施設では初となる「LEEDゴールド」の予備認証をGLP三郷Ⅲで取得したと発表した。

<GLP三郷Ⅲの完成イメージ>
20120910glp1 - GLP/物流施設で米国建物環境認証制度の予備認証を取得

LEED(Leadership in Energy and Environment Design)認証は、米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る建物環境認証制度で、現在137 カ国で1万3000件以上の認証事例(2012年9月5日時点)がある世界で最も普及している評価システムの一つ。

GLP三郷Ⅲは、全館LED照明や高断熱の壁・屋根材などのエネルギー効率の高い建物仕様の採用に加え、自転車通勤を促進するための駐輪場の整備やシャワー室の設置を行った。

ヒートアイランド現象を抑制するための駐車場緑化ブロックや高反射折板屋根の採用、従業員が働く室内空気環境を快適に保つための事務所内換気量の強化、水資源を効率的に利用するための雨水利用設備や節水型衛生器具を採用している。

LEED 認証に加え、免震構造とプレキャストコンクリートを採用し、建物の長寿命化(通常倉庫の耐用年数は50年、GLP三郷Ⅲでは100年)を可能にすることで、ライフサイクルCO2を約12%削減する。

一般的な倉庫と比較すると環境面での貢献だけでなく、顧客にとってもオペレーションコストの低減や事業継続計画(BCP)で見込む自然災害リスクの軽減につながる。

GLP三郷Ⅲは2013年5月末に竣工の計画で、現在入居企業を募集している。竣工後には「LEEDゴールド」の本認証を取得する予定。

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