ヤマト福祉財団は9月13日、東日本大震災生活・産業基盤復興再生募金の助成先である福島県白河市の東西しらかわ農業協同組合の東部共同農業倉庫が完成したと発表した。
<低温管理で品質向上、倉庫の統合により物流の合理化も図る>
国の助成対象となっていない農協の農業倉庫の建設費用2億7000万円を2月に助成し、5月に東部共同農業倉庫を着工し、竣工を迎えた。
東西しらかわ農業協同組合では、地域の農業生産の復旧、復興を目指し、5か所に分散していた農業倉庫を東西の2か所に再編し、米の低温管理が可能な農業倉庫を新設することにした。
この倉庫集約により、地域農産物物流の合理化を進めるとともに、常温管理しかできなかった従来の石蔵倉庫に比べ、一層の品質向上が図れる。
なお2か所目の西部共同農業倉庫は、2013年7月の竣工を予定している。
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