ジェイモードエンタープライズは9月24日、アパレル向けクラウド型販売管理システム「ファッションマネージャーワールドワイド」に、WMS（物流管理システム）をオプションとして追加し、10月から提供を開始すると発表した。
＜WMSオプションの利用概念図＞
販売管理にWMSを加えることで、本部・店舗・倉庫での三位一体での運営が可能となり、在庫の適正化と業務負担の軽減、店舗網拡大への柔軟な対応が可能となるとしている。
本部・倉庫間で商品マスタや在庫、出荷入荷などの業務情報が常時共有し、倉庫内での実作業にはハンディターミナルを利用することで、随時無線LANとインターネットを経由し、WMSに連携する。
フリーロケーションに対応しているため、広い倉庫内を区画や棚といったロケーション単位に分割し、在庫の所在把握や、品級（A品B品）等の管理ができる。
搬入口設定とロケーション設定を組み合わせることが可能で、店舗返品分は区画「返品受付搬入口」に一度入れ、B品チェックなどを行った後、問題のない商品のみ区画「出荷可能棚」に移す、といった運用ができる。
ファッションマネージャーワールドワイドはアパレルに求められる本部業務、店舗管理、POS、顧客管理、MD分析などを月額料金で利用できるサービスで、1,800店舗3,200端末で稼働しているという。
同社ではWMSオプションを月額10万円から、アパレル業者に提案し、今後3年間で100社の導入を目指す。
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