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日本郵船/4~9月の売上高3.6%増、当期損失41億円

2012年10月31日/決算

日本郵船が10月31日に発表した2013年3月期の第2四半期決算は、売上高9440億3600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益178億7900万円(前年同期は96億6200万円の営業損失)、経常利益130億8300万円(前年同期は151億1700万円の経常損失)、当期損失41億4900万円(前年同期は120億6300万円の損失)だった。

投資有価証券評価損等の影響により、前年同期比79億円の改善にとどまり当期損失を計上した。

定期船事業では減速航海に加え、欧州航路をはじめとする主要航路で大規模なサービスの改編を行い、合理化を実施した結果、運賃水準が回復し収支が改善した。

完成車輸送は、昨年の自然災害の影響から回復し本来の荷動きに戻った。

ドライバルカーは新造船の竣工量がピークを迎え、船腹の需給ギャップが拡大し市況はケープサイズバルカーを中心に低迷を続けた。

原油タンカーは、夏以降市況が軟化に転じ収支を圧迫し、航空運送事業と客船事業は、世界的な景気低迷の影響を受け業績は低調に推移し、物流事業も業績が伸び悩んだ。

通期は、売上高1兆8800億円(4.0%増)、営業利益280億円、経常利益200億円、当期利益10億円を見込んでいる。

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