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三菱倉庫/4~9月の売上高3.7%減、営業利益5.1%増

2012年10月31日/決算

三菱倉庫が10月31日に発表した2013年3月期の第2四半期決算は、売上高952億3200万円(前年同期比3.7%減)、営業利益67億700万円(5.1%増)、経常利益80億2800万円(7.6%増)、当期利益41億1000万円(1.9%増)だった。

営業原価は、物流事業において貨物取扱量の減少に伴い作業運送委託費が減少し、物流、不動産の両事業において施設賃借費、減価償却費が減少したほか、コスト管理の徹底と業務の効率化に努めたこともあり、全体として840億2900万円(4.2%減)。

物流事業は、医薬品等の取扱が堅調に推移したものの、全体として荷動きが伸び悩んだため、売上高は、倉庫事業が前年同期並みの182億4600万円、陸上運送事業は199億5700万円(1.8%減)だった。

港湾運送事業は新規航路取扱もあり、87億5300万円(0.6%増)。国際運送取扱事業は、輸出入貨物の取扱減少等により、216億9100万円(12.6%減)となった。

物流事業全体の売上高は、773億6900万円(4.6%減)で、営業費用は、貨物取扱量の減少に伴い作業運送委託費が減少したほか、施設賃借費や減価償却費の減少もあり、741億6200万円(5.1%減)。このためセグメント利益は、32億700万円(8.9%増)だった。

通期は、売上高2003億円(1.7%減)、営業利益127億円(1.3%増)、経常利益147億円(1.3%増)、当期利益82億円(8.4%増)の見通し。

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