住友倉庫が11月5日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、売上高768億6900万円（前年同期比12.5％増）、営業利益50億6200万円（0.5％減）、経常利益55億4400万円（0.3％減）、当期利益31億8900万円（3.4％増）となった。
物流事業のうち、倉庫収入は、貨物保管残高が堅調に推移したほか、前期に稼働した羽生アーカイブセンターの新施設（埼玉県羽生市）の文書等情報記録媒体の取扱いが寄与したことから111億2500万円（前年同期比3.7％増）となった。
港湾運送収入は、コンテナ荷捌が船会社の航路再編等があり取扱いが減少し、また、一般荷捌も円高や世界経済減速の影響等により輸出貨物を中心に低調な取扱いとなったことから184億2600万円（6.7％減）だった。
国際輸送収入は、航空貨物の取扱いやプロジェクト輸送が低調であったほか、一貫輸送も日本・欧州間を中心に減少したことなどから127億500万円（6.6％減）となった。
陸上運送ほか収入は、物流施設賃貸収入は前年同期を上回ったが、荷動きが低調であったことにより陸上運送収入が減少したことなどから190億6300万円（2.7％減）だった。
物流事業全体の売上高は613億2000万円（3.7％減）、営業利益は40億9100百万円（3.1％減）となった。
通期は、売上高1550億円（10.9％増）、営業利益103億円（7.1％減）、経常利益112億円（6.9％増）、当期利益66億円（1.4％増）。
