日本板硝子は11月8日、欧州(スウェーデン、イタリア)での建築用フロートガラス製造ラインを閉鎖すると発表した。
スウェーデンは、ストックホルム南西500kmのハムスタッドにある建築用フロートガラス製造ライン1基。
収益改善施策の一環で、生産能力を最適化し、固定費の削減を図るもので、2013年3月頃の閉鎖を予定している。
イタリアは、ポルト・マルゲラ工場(イタリア北東部、ヴェニスの西対岸)のラインは、窯の燃焼を継続したまま生産を休止し、ホット・ホールドとしているが、今後も継続する見込みであるため、ホット・ホールドを中止し、ラインを2013年1月頃に閉鎖する。