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CBRE/香港の倉庫賃料が上昇

2012年11月13日/物流施設

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シービーアールイーは2012年第3四半期の香港の工業用物件市場の概況を発表した。

主な傾向として、工業と物流用途の市場では、データセンターが業務集約の大型需要で好調を維持している。

今期に倉庫、大型マルチテナント型工場とI/O物件は全て賃料が上昇した。特に住宅化が進んでいるカオルーン東地区に顕著に現れている。

来期以降、需給が逼迫しており、空室率が継続的に低い状況を背景に、各種タイプの物件賃料が、更に上昇すると見込まれる。

倉庫市場の空室率は今期を通じ、40ベーシスポイント改善し1.2%となった。空室物件が限られており、賃料水準は継続して上昇している。

今期は倉庫、大型マルチテナント型工場とI/O物件の賃料がそれぞれ対前期比2.2%増、3.0%増、0.5%増と上昇した。

賃料収入を増やすために、多くの貸主はデータセンターサービス提供者を誘致している。この種のテナントはより高い賃料を払う能力を持っており、場合によっては相場の50%増し以上の賃料を払うケースもある。

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